今すぐ仕事を辞めたい…いざという時の退職方法

会社を退職したいけど言い出しにくくて辞められない方もいると思います。

退職を伝えるのは勇気がいりますし言いにくいというのも良く分かります。

また退職の意向を伝えても引き止められたり認めてくれない場合もあります。

無理して働き続けてしまうと精神的に弱ってしまって鬱病等になってしまう可能性もあります。

この記事ではいざという時の仕事の辞め方について紹介したいと思います。

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退職はどう伝えるか?

一般的には退職届は上司に直接渡す方が望ましいされています。

確かに社会人としてのマナーとしてはその方が正しいと思います。

しかし書面で直接退職届を渡すことが難しいケースもあります。

直接書面で渡すのが難しい場合

  • 暴力を振るわれる可能性がある
  • 辞めないように脅迫される
  • 退職届を受け取ってくれない
  • 心身ともに疲弊し仕事に行くことが困難

暴力や脅迫などはもちろん違法ですが、このように直接退職届を提出することが難しいケースもあります。

直接上司に退職の意向を伝えるのが難しい場合はどうすれば良いのでしょうか?

メールで伝える

切羽詰まっていて今すぐにでも仕事を辞めたい時は退職届をメールで送ってしまいましょう。

退職届には提出方法や書き方などに特に決まったルールはありません。

法的にも退職の伝え方は特に明記されておらずメールであっても有効となります。

電話でも有効となるのですが言った言わないになってしまうためメールやLINEで伝えた方が良いでしょう。

拒否されたら?

メールで退職届を提出して問題なく受理されればいいのですが、上司によっては受理されず拒否される場合もあります。

メールでの退職届は有効ですが、拒否された場合メールだけでは証拠としては不十分である可能性があります。

メールやLINEだと第三者でも送ることができるため証拠としては弱いです。

また誤操作や端末の故障でメールが消えてしまう場合も考えられます。

拒否された場合は「内容証明郵便」で退職届を送りましょう。

内容証明郵便とは文書の内容を公的に証明できる郵便のことです。

内容証明を利用することで後々トラブルに発展しても退職届の有効性を証明することができます。

注意点としては、内容証明郵便の受け取りを拒否されないために退職届を郵送することを会社にふせておくようにしてください。

退職届はいつ提出すればいい?

退職届はいつまでに提出すれば良いのでしょうか?

退職届は退職日の2週間前までには提出するようにしてください。

退職に関しては民法に定められていて2週間前に退職の意向を伝えれば退職できるとされています。

つまり退職日の2週間前までに退職届を提出すれば問題なく退職することができます。

就業規則の決まりは守るべき?

会社によっては就業規則で退職届の提出期間を1ヶ月前までなどと指定している場合も多いと思います。

こういった場合は2週間前ではなく1ヶ月前までに提出しなければいけないのでしょうか?

法的には就業規則があっても2週間前までの提出で問題ありません。

就業規則よりも民法の方が優先されるため2週間前までに退職の意向を伝えるようにしましょう。

2週間の数え方

2週間の数え方については休日や祝日を含めて数えます。

また退職届を提出した日や退職日も含めます。

例として31日を退職日とする場合は18日までに退職届を提出すれば大丈夫です。

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退職届提出後の出勤

今すぐにでも退職したいと考えている方にとっては退職届を提出した後に出勤することが困難な場合もあると思います。

正社員で働いている場合、会社が合意している場合を除いて退職届の提出後即日で辞めることはできません。

しかしメールや郵送で退職届を提出するような状況では、肉体や精神的にかなり疲弊していて出勤が難しいこともあります。

退職届の提出後に出勤せずに退職することはできるのでしょうか?

退職日までを全て有給休暇にする

退職届を提出してから2週間後に退職できるので残りの出勤日数を全て有給休暇にすることで出勤を避けることができます。

残りの出勤を全て有給休暇にするのはいけないように感じますが、有給休暇の取得は労働者の権利なので特に問題ありません。

有給休暇は前日までに申請すれば取得することができます。

就業規則で1週間前までなどと規定されていても前日までの申請で問題なく取得することができます。

むしろ前日の申請でも有給休暇を認めないと会社側の法律違反となります。

退職届の提出と一緒に有給休暇の申請をする

有給休暇の申請は退職届の提出時に一緒に行いましょう。

その際に有給休暇を全て消化し終わった日を退職日にすると無駄がありません。

ただ2週間以上の有給休暇が残っていれば良いのですが残っていない場合はどうすればいいのでしょうか?

有給休暇が残っていない場合は?

有給休暇が残っていないからといって無断欠勤するのは避けてください。

無断欠勤をしてしまうと懲戒解雇となってしまう可能性があります。

過去の裁判例では2週間程度の無断欠勤で懲戒解雇が認められています。

無断ではなく体調不良などと理由を伝えて欠勤しましょう。

メールやLINEでもいいので連絡さえしていれば無断欠勤にはなりませんので解雇となることもできません。

時季変更権について

実は有給休暇に関して会社側には時季変更権という権利があります。

これは事業の正常な運営が妨げられる場合は有給休暇の時季を変更できるとされる権利です。

退職日までを有給休暇にした場合この時季変更権によって有給休暇の取得を拒否される心配があります。

しかし退職時の有給休暇に関しては他に時季を変更できる日がないので、時季変更権が認められることはないと考えられます。

退職届の提出後にやること

貸与品の返却

退職日の当日に会社からの貸与品を返却しましょう。

貸与品を返却しないと余計なトラブルになるので必ず返却するようにしてください。

貸与品の例

    • 社員証
    • 制服
    • 健康保険証
    • パソコンやスマホなどの備品
    • ロッカーの鍵

これらの貸与品を郵送で会社に返却しましょう。

必要書類を受け取る

退職後には会社から必要書類を受け取りましょう。

必要書類の受け取りに関しても郵送のやり取りで問題ありません。

受け取る書類

    • 離職票
    • 雇用保険被保険証
    • 年金手帳
    • 源泉徴収票
    • 健康保険資格喪失証明書

これら以外にも必要に応じて厚生年金基金加入員証や退職証明書などを受け取るようにしてください。

気になること

損害賠償請求はされない?

退職届の提出から1日も出勤せずに辞めてしまうと会社からの損害賠償請求を不安に思う方もいると思います。

結論から言うと損害賠償の心配はしなくて大丈夫です。

会社が損害賠償請求をする場合、即日退職したことと損害の因果関係を会社が証明しなければいけません。

これを証明するのはとても困難なので損害賠償請求が認められることはまずありません。

マナー違反ではないの?

退職届を提出して即日で辞めるという方法はマナー違反だという声もあります。

確かにあまり好ましくないやり方かもしれません。

一般的には余裕を持って上司に退職願を提出し、引き継ぎなどもしっかりと行って退職をするべきでしょう。

しかし世の中には精神的に追い詰められ今すぐにでも退職をしたいと考える方もいます。

そういった心身ともに疲れ切っている状況であれば社会人としてのマナーよりも自分自身を大切にするべきだと思います。

そこまであなたを追い詰めてしまった会社よりも自分を優先してあげることも時には必要です。

まとめ

仕事を辞めたいけどなかなか辞められない方も多くいます。

その原因は退職を伝えにくい、退職までの勤務が気まずいなどが考えられます。

ここで紹介した退職方法を知っているだけで気が楽になりますし、いざという時には実行して最小限の負担で退職してしまうのもありです。

今すぐにでも仕事を辞めたい方はぜひ参考にしてみてください。

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